【遊戯王】氷結界デッキの歴史
リアルが多忙すぎて全然軍事会議できなかった。
お久しぶりです。前の記事からそこそこ経ってるのに、ターミナルワールドの追加情報は無し。うずうずするなぁ。
情報を待っている間に【氷結界】デッキの歴史でも振り返りましょうか。
原始
氷結界と名のついたモンスターが登場したのは、2008年3月12日。デュエルターミナルの稼働とともに、「氷結界の術者」「氷結界の番人ブリズド」「氷結界の龍ブリューナク」がこの世に生まれた。当然、デッキとしては成り立っていない。当時の私のプレイ環境では、シンクロモンスターの存在もうわさのようなもので、「生贄召喚や融合デッキの名前が変わる」なんて話題で持ちきりだった。筐体からの謎の白いカード「ブリューナク」が暴れるようになるのは、そう遠くない未来だった。
その後、シンクロモンスターも普及してきたころ、デュエルターミナルも第2弾、3弾と続いていった。そして、2010年1月21日、第8弾「トリシューラの鼓動」にて三体目の龍「氷結界の龍トリシューラ」と長らくデッキのメインエンジンとなる「氷結界の軍師」が登場する。
古代
デッキとしてはまだ成り立っているとはいえない状態だったが、通常パックにも氷結界カードが収録され始める。2010年7月17日にはデッキからなんでも氷結界モンスターをサーチする「氷結界の紋章」が収録される。しかし、好きな氷結界を手札に加えたところで、デッキとしての動きが定まるわけではなく、まだ厳しい状態だった。転機となるのはこの約1年後だった。
中世
デッキの過労死枠、「氷結界の伝道師」収録。
2011年7月16日、デッキの核となる「氷結界の伝道師」が登場した。【氷結界】デッキが構築可能となったのは、ここからといっても良いだろう。氷結界がこの世に生を受けてから時代はかなり変わっており、シンクロに続くモンスター、エクシーズが登場していた。
デッキとしては
「軍師」で「ガンターラ」や「ライホウ」、チューナーを墓地へ送り、「伝道師」で蘇生する。そして上級やシンクロで殴る。
をベースに、「浮上」や「サルベージ」で伝道師を使いまわす動きだった。
しかし、エクシーズの時代が始まろうとしているこの時に、その動きはあまりにも鈍く、貧弱なものだった。
近世
デッキの攻撃力、展開力を上げるカード、登場。
2012年8月21日、レベル4の水属性2体を素材とするモンスターエクシーズ、「バハムート・シャーク」が登場する。「軍師1」で「軍師2」を墓地へ送り、手札から特殊召喚した「伝道師」で「軍師2」を蘇生すれば、出すことができた。また、モンスターエクシーズは、伝道師の「レベル5以上を出せなくなる」というデメリットに引っかからないため、かなり相性がよかった。
2013年10月19日、水属性の汎用展開カード「サイレント・アングラー」が登場する。水属性がいれば、手札からポンと出せるレベル4モンスターのため、「守護陣」がいればレベル7シンクロに、「軍師」がいればランク4エクシーズにつなげることができる。このカードの登場で、カジュアル対戦ならそこそこ戦えるくらいになったといえる。ただ、「強制脱出装置」「奈落の落とし穴」「デモンズ・チェーン」などの強力汎用罠の力に頼ったりすることも頻繁にあった。
イメージはこんな感じ。上級氷結界はいれない方が事故しなくていいのだが、氷結界らしさのために残していたデュエリストは多いだろう。エクストラデッキは適当。汎用ランク4と強力なシンクロを入れている。ランク4エクシーズがしたいなら他のデッキでもよいと言われてしまえば、それまでだった。だからこそ、上級氷結界を手放せなかった。アーカナイト・マジシャンは趣味。
とりあえずここまで。ここから汎用水属性のおかげで氷結界は更に強化されることとなる。。。